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9月17日(日) 中潮 曇り時々台風(笑)時々晴れ (am2:30〜am7:30)

場所:

銚子〜外川港、犬若港

釣果:

アジ(13〜19cm)25匹、ヒイラギ(10〜11cm)4匹、メジナ(17〜18cm)2匹、ボラ(20cm)1匹リリース、サッパ(20cm)3匹リリース、プチメジナ6匹リリース、イソギンポ(8cm)リリース

コメント:

 深夜2時、漆黒の闇の中、男は黙々と車に荷物を積み込んでいた。額から汗が流れる。暑い、もうすぐ彼岸だというのにこの暑さはなんということだ。虫の声がやけにうるさい。静寂とは無縁の闇。いつまでも終わることのないオルゴール。壊れたオルゴール、悲しいメロディ。だが男には聞き入っている時間はない。早く残りを積みきってしまわないと・・・。しかし気は焦るがどうやら頭は寝ているようだ。思うように作業が進まない。焦るな!もっと落ち着いて!気を付けろ、誰かに見られてはいまいか。心なしか虫たちの合唱のボリュームが上がった気がした。
 男は荷物を積み終わると静かに、闇の中に車を滑り込ませた。これで一応一安心だ。後は自分があの場所に到着する頃、やつらがやって来ていることを期待するしかない。やつらがあらわれなかったら?そんなこと今考えてもしかたがない。こなかったら次のチャンスまで銃口の掃除でもしているだけのことだ。そうなのだ。今夜は男とやつらの『戦争』なのだ。
 車中、重く厚い雲の隙間からピンぼけの月が顔を出した。流れる雲を映し出す不気味な丸い光・・・、それはその日、男に降りかかる恐ろしい出来事を暗示するかのように揺れていた。蒸し暑い秋の闇に揺れていた・・・。
 目的地に着いたとき月は男の気配を消してくれるかのように雲の裏に隠れた。幸い辺りには人影はなかった。はたして、やつらは本当にやってくるのか。いつ現れても大丈夫なように、なれた手つきで火薬と血の臭いでむせかえりそうな銃をセットアップする。しばらく沈黙。耳を澄ますとざわざわと波の音が聞こえる。武者震い。今日こそは・・・。
 やつらは数十人でやってきた。男は一人、誰も仲間などいない。しかし男は武器を持ちやつらが来たのをしっている。やつらはまさか男がこんなところで待ち伏せているとは思ってもいないのだろう。不公平なことなどない。勝負とはそういうことなのだ。やがてやつらの一人が何の警戒もなく男に近づいた。

・・・・・・・・・・・・。
はぁ〜疲れた(^-^; やめたやめた。なれないことするもんじゃないな。普通にいきます、続きは(笑)。これだとどれほど長くなるかわかんないからな(^-^;

えーと、どこだっけ?なじがサビキ竿を並べ終わったらアジの群が回ってきた・・・ってとこでしたね(笑)。

2:30頃、5.4m磯竿1号にスキンサビキをセット、鈴を付けてアタリを待ちますがしばらく反応ありません。あ、忘れてましたが場所は外川港(^-^; 車横付けで入れる先端です。
この日は台風の予報が出ていたので漁船はみんはどこか(何処なんだろ??)に避難しており漁港内は広々しています。
風がやや強くてやりにくいので先端ぎりぎりまで車をつっこんで風よけにして手前でやることにしました。(でもこの日は誰も釣り人がいなかったのでこんなこと出来たんですよ。)
しばらくすると隣に釣り人、浮きの1本針でアジ狙いのようです。
一方なじは車のドアを開ければ竿がもてるという状態にして(^-^;車で仮眠しようとしました。15分経過・・・気持ちよく夢心地に。すると夢のどこかでチリリン。
?!外を見ると竿先が揺れております。あ〜、アタリか(笑)竿を手に取ると気持ちのいいアジのヒキ。そろそろかな〜と思ってそのまま車外で待つことにします。10分経過反応なし。また眠くなってきます。20分経過やっぱりダメ。また車内にもどって寝ることにしますが、睡眠に入りそうになるとチリリン(笑) もぅ〜! その後は、待ってる>アタリなし>寝る>チリリン>(笑)の繰り返しで2時間くらい経過してしまいます。やっぱり眠りたいときは竿は上げとないとダメですね(笑)。
途中激しいスコールもありましたが、なんとか天候ももってくれて朝マズメを迎えます。アジのアタリはすでにこの頃には終わってしまいました。見渡すと釣り人が2組くらいいます。浮き釣りの方は帰ってしまったようでした。
明るくなってまず鈴を鳴らしたのはメジナ。18cmくらいですが結構ヒキを楽しませてくれます。続けて同サイズのメジナが釣れますが、その後はミニミニメジナのオンパレード。覗くと案の定メジナ、シマダイ、カゴカキダイが池の鯉状態です。しかし!よく目を凝らすと群れるちびっ子達の下の方をいったりきたりする銀色の影が見えるではないですか!40cm近くありそうです。体型、色からするとカンパチっぽいのですが・・・ターンをして横向きに見えたときにゼイゴがあったような気がしたのですが。だとしたらシマアジかヒラアジ類でしょうか?何にしろアジ科の魚には間違いありませんでした。
生きたアジもなかったので無理だとは思いましたがサビキを垂らしてみました。当然無理でしたが。彼は数分間目の前をうろうろした後姿を消しました。台風の影響で港内に入ってきたのでしょうね。これからの台風シーズン・・・ちょっと楽しみではありますね。
その後はここではアジは無理だろうと判断し、一昨日昼でもアジの釣れた犬若港に移動しました。犬若港にも釣り人はほとんど出ていません。ヘチ際を探ってるグループが一組、あとは地元のおっちゃんたちが集まって話をしているだけ。
さっそくサビキを垂らしますと一投めでキューン。16cm位のアジです。背後からおっちゃんが一人やってきます。お、アジ出たか〜。でもここははじめだけなんだよな〜。最初に何匹か釣れるとその後は全然つれなくなっちゃうからな〜、あとはボラとヒラアジのちっちゃいのばっかりになっちゃうから、だそうです。
ふ〜ん、ヒラアジ(ちっちゃいのって言葉が妙に気になったのですが)いいじゃん!なじはマアジより好きです。
その後おっちゃんの言葉通りの展開になるとは思いませんでした(笑)。
しばらくは入れ食いに近い感じでサッパ混じりでアジが釣れました。と、突然バタバタバタとすごい音。?空は明るく晴れています。が、南の海上は真っ黒な雲・・・よく見ると遠くの海面がばしゃばしゃとしぶきをあげており、その境界線がみるみるうちにこちらに迫ってきました。やばい!と思った瞬間ずぶぬれ(;_;)あわてて車に避難です。(しかし、スコールが遠くから近づいてくる様子ってすごいですね。なんかちょっと感激しました)
雨はすぐに上がりましたが、スコールを境にアタリはやんでしまいました。しばらく待っているとにぶいアタリ・・・やな予感(^-^;
上がってきたのは予想どおりボラ。さようなら〜。続けてややシャープなアタリですがアジではなさそう、水面に浮いてきたのは銀色の丸い魚体。ちっちゃいヒラアジって・・・これか〜(^-^;、それはギンガメアジでもロウニンアジでもシマアジでもなく、確かにヒラアジっぽくはありましたが『ヒイラギ』。たしかにここは砂地なのでいくらでもいそうです。案の定その後もヒイラギだけになってしまいます。
結局ヒイラギ4匹釣ったところで納竿。ヒイラギはものの本によると旨いと書かれてあったので持ち帰って食べることにしました。
塩焼きにしたヒイラギの感想は・・・あ、アサリだ(笑)。意外なことにヒイラギは予想に反してアサリのような味がしました。パスタに合いそう(^-^; 
これがあさりだったら良かったのですが、魚であの味がしてしまうとどうも・・ってことで次回からヒイラギはリリースします(^-^;
アジは虹がまたまた干物にしましたよ。

エピローグ・・・
 熱めのシャワーを浴びながら目を閉じる。疲れた。眠い。今日の勝負、勝者は男でもやつらでもなかった。しいて言えばヒイラギってとこか。だがやつらめ、待っていろよ。次回こそはきっと・・・ 男は意識が遠のく。何の音も聞こえない。静寂、だが水の音・・・ここは海の底か?苦しい、息が出来ない。遂に始まったのだ、やつらの報復が・・・。だが結構、おまえらに殺られるならそれ運命、素直に受け入れるのもよい。
 いつまでお風呂入ってんの〜!!! 妻の声で男は目が覚めた。男はバスタブの中で死にかけていた。戦いは終わらない。


これがアサリ風味くん(^-^; ヒイラギです。


本日の釣果・・・ちょっとアジは飽きてきました(^-^;

本日のお魚料理はこれ!